郡山吹奏楽団スプリングコンサート2014 ゲスト中川英二郎さん
4月20日(日)「郡山吹奏楽団スプリングコンサート2014」
ゲストプレーヤー中川英二郎さんの紹介です。
世界中で活躍中の中川英二郎さんですが、ご縁があって郡山吹奏楽団のゲストは2006年、2009年に引き続き3度目になります。 今回のコンサートでも中川さんの魅力をたっぷりお届けできると思います。是非ご期待下さい。
プロフィール
1975年東京生まれ。祖父がヴァイオリン奏者でNHK交響楽団の前身、新交響楽団に在団。父はトランペット奏者の中川喜弘。伯父はクラリネット奏者の中川武、トロンボーン奏者の中川敦嗣。 3歳からピアノを始め、5歳半ばでトロンボーンを吹き始める。12歳の時、初の渡米を経験し、ワイルド・ビル・デビソン(Tp)と共演。増田力也の「ダウン・アンダーズ」でレコード・デビュー。15歳で東京芸大附属高校に入学、学業並びにライブ活動はもちろん、スタジオの仕事に着手。この年、故)松本英彦(Ts)とサマー・ジャズ・フェスティバルで競演。16歳でバークリー音楽大学夏期セミナーに特別招待される。同年、初リーダー作「中川英二郎&FUNK’55」をニューヨークで録音。18歳の時、リーダー第2作「ベイブ」を録音、「スペシャル・ナイト・フォー“ディンゴ”」に参加。この頃から、トロンボニストとして、映画、TVドラマ、アーティストのサポートなど、ジャンルを問わず数多くの録音に参加、今では一番忙しいスタジオミュージシャンとして活躍。現在テレビより聞こえてくるトロンボーンの音の約7割が中川英二郎のもの。一方、作・編曲家としてもこの時期から活動し始める。 96年より東京佼成ウィンドオーケストラのゲスト・プレイヤーとしてCD録音に参加する他、数多くのウィンドオーケストラのソロ・プレイヤーとしてステージに立つ。読売日本交響楽団との協演ではダヴィッドのトロンボーン・コンチェルティーノを演奏し、堂々クラシック界のデビューを果たす。この模様は日本テレビ「深夜の音楽会」で放映された。97年5月クラシック/ジャズ・プレイヤーでお馴染みのトロンボーン奏者、アラン・トゥルーデルと競演。クラシックの二重奏、ジャズのデュエット等、日本に“中川英二郎”有りと大きくアピールした。同年リーダー第3作「ピース」をジャズ界の巨匠ブレッカー・ブラザーズと録音。2001年拠点をニューヨークに移し、世界を視野に入れた活動を開始。文藝春秋2月号「この100人に投資せよ」芸術部門に選ばれる。 2002年アメリカのトップ・プレイヤー、ジム・ピューとトロンボーン・デュオ「E’nJ」(イーエンジェー)を結成。ファースト・ライブをブルーノート NYで行い、翌年にはCD「LEGEND AND LION」でアメリカデビュー。これまで同ユニットで3枚のCDをリリースし、06年には日本全国7ヶ所でツアーを実施した。また03年にバンド「Beat Detectives」、04年にカルテット「Slide Style」をそれぞれ結成。05年国際ジャズ教育者協会大会、国際トロンボーンフェスティバルにおいて演奏を披露。06年金管八重奏団「侍 Brass」を結成、東京オペラシティコンサートホールで華々しいデビューを飾り、これまで3枚のCDをリリース。07年日本人として初めて、“トニー賞2007”にステージバンドメンバーとして出演。また世界屈指のジャズ・トロンボーン奏者たちが集結する「Super Trombone」のレコーディングに参加。同年リーダー第4作「E」を発表し、小曽根真とのデュオで全国6都市のコンサートを実施。08年NHK連続テレビ小説『瞳』のテーマ音楽を演奏し、注目を集める。10年山田洋次監督作品「おとうと」では主役の感情をすべてトロンボーンで表現したいという試みで、中川英二郎がフィーチャされている。
2014年01月02日(木)